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プロフィール
ルパン三省
信州ファシリテーション研究会主催 講師・ファシリテーター・スキルアッププランナーをしています。 どうやら自分が思っているよりツッコミ易い性格らしい!?(ツッコンでくれたらボケますよ) 聞き上手の褒め上手を目指しています。
オーナーへメッセージ

2008年05月08日

うれしい瞬間を感じて

どんな状況の中にいても
喜びが感じられる瞬間がありますよね。

それは他の人から見たら
そんなに大したことではないかもしれない。

でも、仕事をしていて嬉しいと感じられる瞬間を
体験できるということは素晴らしいこと・・・だと思いませんか!


私にとっての嬉しい瞬間とは、
講師として出会った受講生たちの
成長を目の当たりにしたとき。


そんな瞬間を味わえたのが4月にあった
清泉でのオリエンテーションキャンプ(オリキャン)でした。


目的は入学したばかりの新入生が
オリキャンを通して円滑なコミュニケーションを学び
4月からの学生生活を楽しく、学んでいけるようにすること。

そして新入生を見守り、助ける影の存在として
ビッグシスター(BS)と呼ばれている2年生
20名も一緒に参加してくれました。
彼女たちはオリキャンの前にも合宿をして
新入生のために準備をしていてくれていました。


1日目の最後にかなり負荷のかかるのワークに取り組んでいました。
僕らもこれはまだ学生たちには厳しいかなぁと思い始めていました。
100名近くの生徒がいれば活発に動く子、おとなしく成り行きを見守る子など
いろいろなスタンスがあります。

そしてBSたちだけを集め状況確認をしたときです、
一人のBSが口を開きました。

「話し合いに参加できていない1年生に対してどうしたらいいのかわからない」

「話しかけてもなかなか反応してくれない」

そして、

どうしたらいいのかわからない自分がもどかしくて悔しい、何とかしたい」と。

この言葉と彼女たちの顔を見たときにすごく嬉しくなりました。

彼女たちが本気で下級生のことを思っていること。
そして自分たちのもどかしさに対して真剣に悩んでいること。

彼女たちがいままさに成長する手前にいると感じられたからです。

そして彼女たちが自ら考え成長するためのヒントを講師として渡しました。


こんな瞬間に出会えるから講師という仕事がますます好きになっています。


あなたにとっての嬉しい瞬間はどんなときですか?





  


Posted by ルパン三省 at 09:20Comments(0)セミナー報告

2008年05月04日

ファシリテーションへの期待を感じるこの頃・・・

ゴールデンウィークもすでに真ん中。

こんな気持ちのいい天気の日にはバイクで風を感じたいなぁ~と思いますが、
今回のGWはユックリと今後の展開やいろいろなことを考える時間として使っています。


4月は清泉女学院短期大学のオリキャンに講師として出講して
100人近くの生徒さんたちとの出会いがあり、また講師として
嬉しい瞬間を体験することもあり、講師という仕事がさらに好きになりました。
(この話は別の機会に話したいと・・・)


また6月からは須坂市の行政とのタッグの元、
ファシリテーション講座の開催が決まりました。

そして長野県内の企業でも企業内にファシリテーターを育てたい
という想いをもたれている企業人の方との出会いもありました。
すぐにではありませんが、ぜひその種を蒔き、芽をだす協力が出来ればと思いました。


そう、そんなご縁が続いていることで1年前に比べて
ファシリテーションという言葉を知っている人が周りにも少しずつ増えてきたと感じるし、
また書店でも平積みにされているスペースにファシリテーションに関する書籍を
目にすることが多くなってきました。


ファシリテーションに関心や期待がふくらんでいるのを感じています


やはりファシリテーションに直にふれられる機会をつくる
リアルセミナーを提供することは必要なんだと感じさせられます。



5月のファシリテーション講座のご案内です。



============================

      ファシリテーション講座 
     目指せ!ファシリテーター


~ 1+1を2以上に出来るポジティブな化学反応を引き出すことを目指して ~
 


長野でもだんだんとファシリテーションという言葉を
理解し取り入れようと勉強している方とお会いする機会が増えてきました。

でも県内では、ファシリテーションを学べる場が無いというのが現状です。

そこでファシリテーションスキルマインド
体感し学べる場を提供したいと思います。


今回の講座を受講すると

ファシリテーションとは何か?
ということを様々なワークを通じて体感できます。
理解していること」と「実際にできること」の違いを知りつつ、
ファシリテーターとして必要な要素やマインドへの理解を深めていただきます。



 ◆◆◆ 開催のご案内 ◆◆◆

開催日 : 5月24日(土)
     
場 所 : 長野市 トイーゴ3F 第1学習室

時 間 : 13:30~17:00(受付13:15~)

受講料 : 10,000円(早期申し込みの場合には割引があります。)
       ※事前振込制です。
         お申込み後、割引金額&振込先をお知らせいたします。

定 員 : 15名

なお、5名に満たない場合、開催を見送らせていただく場合もあります。
ご了承くださいますよう、よろしくお願いします。

お申し込みは、お早めに。

メール受付
sansei@cs-nagano.net

必要事項 ※誤送信の無いようお気をつけください。

◆ご希望の参加日
◆お名前
◆ご住所
◆ご連絡先
◆ご返信先メールアドレス

申込受付後にメールにてご連絡を差し上げます。
 


  


Posted by ルパン三省 at 20:58Comments(2)セミナー、講座開催!

2008年04月04日

100名近くのキャンプセミナー開催

これから国立妙高青少年自然の家に向かいます。

そう以前のブログにのせたこの場所です。


今日から明日までS短大の新入生を対象に
オリエンテーションキャンプ 通称 オリキャンに
講師として参加してきます。


新入生の皆さんも入学して
まだ3日、4日しか経っていない状況で
行われるこのオリキャン。


今回はCSメンバーの中から4人が講師をします。
いままで個人での講師経験はあれど一つのテーマの中で
それぞれが自分の持ち味を出してワークを担当するという
CSとしても初の試みに挑戦します。


いろいろな仕掛けも用意してありますが、
まずは新入生が楽しめて学びがある講座を提供してきます。


途中でブログにアップ出来たら携帯からトライしてみます。
  


Posted by ルパン三省 at 07:15Comments(0)セミナー、講座開催!

2008年04月03日

今の生活の中で・・・

昨日の夜のこと。

あるツールをインストールし

再起動しますか?

のメッセージが出たので何の考えもなく【はい】をクリックしました。

そしていつも見慣れている画面が立ち上がり

再起動が始まったのだが、

Windows を起動しています の画面から一向に先に進みません。



強制終了をして何度立ち上げても上記の画面で止まったまま。

今回のようなトラブルに関してはあまり明るくない方なので

以前は近くに暮らしていた兄に何かとお世話になっていました。

が、彼は一年前に引っ越していまは東京で暮らしている。

遅い時間に連絡できないし・・・



困った・・・

明後日の仕事のスクリプトもまだ打ち出していない、

仕事のメールも受信・送信どころではなく

立ち上がらないと話にならない。


再インストールの言葉が頭に浮かびます。


今まで作った資料など諸々のことを考えると

血の気の引いてきました。

幸い、今日のお昼過ぎには

PCに関して明るい友人に助けてもらい無事に復旧できたので

こうしてブログもかけているのですが・・・



あらためて今の状況を考えると、

PCが正常に動いてくれていないと仕事にならない

状況なんだと・・・




講師という仕事は

現場でじかに受講生と

向かい合い、対話をし、観察をし、

コミュニケーションをとっていく。

つまりアナログ的な手法がベースになる。

人間と人間との繋がり、絆を紡いでいく。



一方、その現場に行く前後では

パソコンを使い、メールを使い、ワードやパワポで

仕事の段取りをこなして行く。

もちろんクライアントとの信頼関係を作るには

直接あって話をするということが基本であり大事なことですが。

それでも今の仕事にPCは不可欠だ。



講座を進める上で考えられる限りのリスクを事前に取り除くこと。

特にファシリテーションのような講座をするときには

リスクヘッジをしっかりとしなければ

とても危険だ・・・(実際には対応力とそのスピードが問われることだが)

と師匠である五十嵐さんからも言われ続けてきました。



今回、PCに関してもリスクヘッジをしておかないと

いざという時に大変になるということを学べました。


この気づきを今のタイミングでもらえて本当に良かったです。



そして、遅い時間に連絡をしたのに対応してくれたRくんと

すぐに電話をくれたSさん ありがとうございました。


  


Posted by ルパン三省 at 19:19Comments(0)日常での想い

2008年04月01日

ファシリテーション講座開催します。

今日は4月1日。

新たに新年度が始まりますね。


あなたはどんな希望や夢を描いているのでしょうか?

ここから新たなことに挑戦したり、勉強したりしようとしていますか。


4月から月一でファシリテーション講座を開催することを決定しました。


それでは、4月の講座のご案内をいたします。


============================


      ファシリテーション講座 
あなたもファシリテーターを目指しませんか!

 

長野でもだんだんとファシリテーションという言葉を
理解し取り入れようと勉強している方とお会いします。

しかしながら、話を聞くと県内ではなかなか

ファシリテーションを学べる場が無いというのが現状です。


そこでファシリテーションスキルマインド
体感し学べる場を提供したいと思います。


今回の講座を受講すると

ファシリテーションとは何か?ということを

様々なワークを通じて体感できます。

理解していること」と「実際にできること」の違いを知りつつ、

ファシリテーションへの理解を深めていきます。

ビジネスシーンやPTA、日常生活でも活かせるスキルを習得できます。



 ◆◆◆ 開催のご案内 ◆◆◆

開催日 : 4月19日(土) / 4月20日(日)

       ※2日連続の講座ではありません。
        どちらかの日程をお選びください。

場 所 : 長野市 トイーゴ3F 第1学習室

時 間 : 両日とも13:30~17:00(受付13:15~)

受講料 : 10,000円
       ※事前振込制です。
         お申込み後、振込先をお知らせいたします。

定 員 : 15名

なお、5名に満たない場合、開催を見送らせていただく場合もあります。
ご了承くださいますよう、よろしくお願いします。


お申し込みは、お早めに。

メール受付
sansei@cs-nagano.net

必要事項 ※誤送信の無いようお気をつけください。

◆ご希望の参加日
◆お名前
◆ご住所
◆ご連絡先
◆ご返信先メールアドレス

申込受付後にメールにてご連絡を差し上げます。
 


  


Posted by ルパン三省 at 17:45Comments(0)事務局からのお知らせ

2008年03月31日

旅立ちの日に


3月は卒業の月。

出会いがあれば別れもある。

僕も学校からの卒業というのはもう十何年前になるけれど・・・

その時代その時代で卒業ソングと

呼ばれている名曲が存在しています。


仰げば尊し
蛍の光
巣立ちの歌
贈る言葉
想い出がいっぱい(上田市出身のH2Oの代表作)

などが僕の時代の卒業ソングの定番でしょうか。



ちなみに僕の高校の卒業式には

たしか長淵剛さんの「乾杯」を歌いました。

どちらかと言うと結婚式のときの方が定番かもしれませんが・・・


「乾杯 今君は人生の 大きな 大きな舞台に立ち 

 遥か長い道を 歩き始めた 君に幸せあれ」


というフレーズが

4月からの新たな旅立ちへの応援歌のように感じられます。



さきほどSma×Smaで「旅立ちの日に」という曲を聴きました。

今は全国的にこの曲が卒業式で歌われているそうですね。

とても柔らかなメロディーでそれでいて歌っていて感情をのせやすい。


番組の中でも簡単に紹介していましたが、

1991年に埼玉県の中学校の校長先生が作詞をし、
音楽の先生が15分で作曲してできた曲なんですね。

当初は卒業生に送るサプライズソングとして先生方が歌いましたが、
次の年からは生徒が歌うようになったそうです。



       旅立ちの日に

                     作詞:小嶋 登 
                     作曲:坂本 浩美 
                     編曲:松井 孝夫

  白い光の中に 山並みは萌えて
  遙かな空の 果てまでも 君は飛び立つ
  限りなく青い 空に心ふるわせ
  自由をかける鳥よ 振り返ることもせず
  勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
  この広い大空に 夢を託して

  懐かしい友の声 ふとよみがえる
  意味もない いさかいに 泣いたあの時
  心通ったうれしさに 抱き合った日よ
  みんな過ぎたけれど 思い出強く抱いて
  勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
  この広い大空に 夢を託して

  (※)今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
     はずむ 若い 力信じて
     この広い 大空に

  (※)繰り返し




ふとした日常の中で

どこからか聞こえてきた歌や、誰かが歌った曲を聞いて

一瞬のうちにその時代、その時の感情が蘇ってくることがあります。

この歌はきっと切なさやノスタルジー

そんな感情を呼び起こすことが

できる曲になるんではないでしょうか。


ちなみに僕にとっての卒業ソングは

尾崎豊さんの「卒業」です。



あなたにとっての卒業ソングはどんな曲?




  


Posted by ルパン三省 at 23:59Comments(2)日常での想い

2008年03月21日

うれしい言葉


昨日の夜、

仲間の1人から届いたメールに

ちょっとしたアドバイスをして返信をした。



もし再度返信がきたら

直接話をしようなんて思っていたけれど

そのご連絡は来なかった。



そして今日の午前中、携帯電話がなった。

相手は昨日メールをくれた彼女だった。



電話の向こう側で

明るく話す彼女の声を聞いて

相談された件が上手くいったことを確信した。



僕がしたことは、

本当に僅かなことだったのに

そのことへ

感謝し

そして

ちゃんと伝えてくれる

そんな

細やかな心遣いができる

彼女の対応が僕はとても好きだ。



伝え方や方法は違えど

同じ業界で

これから活躍していこうという

彼女が

身近な仲間であることを

嬉しく思います。



そんな仲間を持っている

自分ってイイなぁ~

なんて

感じた今日この頃でした。



もう春の匂いがしてきているので、

ブログもちょっと早い衣替えです。

  


Posted by ルパン三省 at 19:00Comments(0)出逢いに感謝!

2008年03月16日

ホワイトデー

ブログのアップも何度か失敗してしまっているし
最近PCの調子が良くない。
このアップがうまくいくと良いんだけれど・・・





ホワイトデーの14日、
CSM(コミュサポのミーティング)がありました。




週初めに黒ちゃんから連絡があって
CSの女性陣にホワイトデーの贈り物をしようと・・・
(あれ、確かバレンタインデーには・・・face06
ちょうどホワイトデーにミーティングがあるし
いつも何かとお世話になっているから
いいアイデアだねと賛成をし
ケーキを用意することにしました。





そこで僕が選んだのが地元上田にある洋菓子屋さんマリアンのロールケーキ。








ミーティングの途中、サプライズで出したので
女性陣も喜んでくれてとても良かったです。



マリアンのケーキは甘さが優しく生地もシットリとしていて
ホールで買ってもすぐに食べられるほど
自分の中ではかなりヒットしています。
上田にお越しの際には一度立ち寄ってみてください。







実はホワイトデーはあまり好きではありませんでした。
なんだか商業的な匂いが強すぎるし、いつの頃から
3倍返しが当たり前みたいな風潮にもそう感じてしまうコトへの
拍車がかかっていたように思います。




でも、喜んでくれる人の顔を見られるのは良いですね。





ちなみに欧米ではホワイトデーという習慣はありません。
ホワイトデーは日本の全国飴菓子工業協同組合(全飴協)が
キャンディーの販売促進に結び付けて始まりました。




飴を作る砂糖の色が白=ホワイトだから
白いマシュマロを送るから・・・
『ホワイトデー』と命名されたなどの説があります。





欧米ではホワイトデーはありませんが、
同じアジアの国、韓国と台湾では日本の影響で
ホワイトデーがあるそうです。




そして驚くことに韓国では
4月14日にブラックデー
5月14日にイエローデーとローズデー
という記念日もあるそうです。




気になる方はぜひ調べてみてください。



  


Posted by ルパン三省 at 15:50Comments(6)日常での想い

2008年03月10日

モノづくりの未来・・・3

高性能を売りにしながら
世界的にシェアを拡大した会社とは・・・




それは、韓国のサムスンです。




実は韓国も日本と同様に3Gに移行しているのですが、
世界シェアの中では第2位のサムスン、第5位のLGと
トップファイブに入っています。





では、なぜ日本と韓国とでこの差が生まれたのでしょうか?
日本企業とサムスンの明暗を分けた差とは?





それは一言で言ってしまうと「戦略」に尽きてしまうかもしれません。





サムスンの海外進出はアメリカから始まりました。
戦略の要は『ブランドイメージの向上』





1996年のNYのタイムズスクエアー
世界一値段が高い野外広告として名高い
そして最も目立つ位置にサムスンは広告を出していました。




しかしながらバブルがはじける直前の1990年には
サムスンが広告を出している場所にSNOY
その近くにはCANON, AIWA, PANASONIC,
JVC,KIRINBEERと日本の名だたる企業が広告を出していました。





ここから分かることとは・・・





現在の日本の携帯市場を見てもわかるように
日本は確かに技術という点では世界的に圧倒的な力を持っています。
しかしその技術を使ってどうやって世界のマーケットを拡大していくかという
戦略的なところが欠けてきて弱くなってきている。




つまり高い技術力だけでは世界と渡り合えない状況に陥っています。
しかもその高い技術力すら、新たな危機に瀕しています。





実は1月下旬にサムスングループが新潟県にある
日本最古のステンレス加工メーカーの買収をしました。
経済新聞にも小さな記事ですが掲載されました。




なぜサムスンはこの会社を買収したのでしょうか?





日本には昔から職人と呼ばれ自分の仕事に誇りと
けして妥協しない姿勢を貫く方々がいます。
ステンレス加工も高度な技術が必要になります。
温度による変化が激しいため溶接の工程一つをとっても
熟練の技を持った職人さんたちが頼りとなります。
こうした長い時間をかけて育った日本の技術こそ
買収の狙いだったとみられています。






また他の高い技術力を持っている企業にも
海外からの業務提携のオファーが来ているそうです。
つまり日本の技術力はとても高く評価されているにもかかわらず
国内ではそれを活かしきれていないということになりませんか?






近い将来、日本でもサムスンやノキアなどの携帯を
使っている人を見かけることが多くなるかも。
そうするとメイドインジャパンは・・・
隠れてしまうでしょう・・・箱の中に。















  


Posted by ルパン三省 at 23:58Comments(0)アイスブレイク

2008年03月07日

モノづくりの未来・・・2

前回の続きから・・・




日本製の携帯電話は世界的に見ても非常に高性能&ハイスペック
しかしながら世界的シェアは全体の2%にも満たない現実。




その答えを紐解くには日本での携帯電話の
歴史を辿ることによって分かってきます。




自動車電話から始まった日本の携帯電話は、アナログから
第二次世代(2G)と呼ばれるデジタル方式に進化しました。
メールやインターネット接続も可能になりましたが・・・
これが誤算の始まりになります。




実は1993年に採用した2GのPDCという方式は
日本のみが採用した規格で、世界210以上の国と地域では
欧州で開発されたGSM規格が主流となっていました。




このPDCとGSMというシステムの違いが、
日本メーカーの海外進出を阻んだのです。
たらればですが、もし日本が2Gで、GSM方式を採用していたら
現在の世界シェアの状況は大きく変わっていたかもしれません。






そこで日本が次の手として何をしたかというと・・・
現在皆さんも使っている第3世代(3G)に
早々と移行し巻き返しをはかろうと試みます。
なぜなら世界共通のWCDMA/TDMA方式を3Gに採用したからです。




しかしながら、ここでも誤算がでてきます。
世界の7割以上が未だに2GのGSM方式を使用しているので、
3Gが主流の日本製の携帯電話は一向にシェア拡大することが出来ません。






ちなみにノキアは第二世代の廉価版を今も販売しています。
世界市場でいうと簡単な機能だけがついている携帯電話を
買ってくれる人の方が数は多いからです。





2006年にノキアは南アフリカに進出しました。
まずは廉価版の販売に力をいれ、値段の安い携帯を売ることによって
世界シェアナンバーワンの座を不動のものにしています。






ではなぜ日本では廉価版を販売しないのか?という疑問がでてきます。






日本の携帯電話の特徴は
キャリアと呼ばれる移動通信会社(NTTやSBなど)による
独特の販売方法によります。



メーカーはキャリアの要望に応じて商品を生産
それが各キャリアのブランドごとに販売されています。
これまでキャリアは競うように、メーカに機能の向上を求めてきていました。


つまり、日本向けの商品をつくるのに精一杯で
海外向けの商品をつくる余力が会社としてないというのが
どこのメーカーも抱えている問題になっています。




しかしながら高性能を売りにしながら
世界的にシェアを拡大した会社が存在します。




さあ、それはどこでしょう?




そしてなぜでしょう?





その話は次回に・・・(引っぱりすぎですかねぇ~)




















  


Posted by ルパン三省 at 18:00Comments(0)アイスブレイク

2008年03月05日

モノづくりの未来・・・1

日本の携帯電話の世帯普及率は90%近くになっている現在。
しかしながら、日本製携帯電話の世界的シェアが
2%にも満たない現状を皆さんは知っていますか?




最新の携帯をお持ちになっているのであれば、
ワンセグ対応、お財布ケイタイ(電子マネー)、テレビ電話、
指紋認証などができる多機能な機種になっています。
そう携帯一つがあれば生活できると言われるくらい
携帯の果たす役割が大きくなってきています。
ではなぜこの技術的にも優れた携帯が世界で売れていないのか?





なぜなのか???




答えは日本の携帯が高性能すぎるから・・・
そしてもう一つ世界市場へのグローバルな戦略ミスがあげられます。








最近のニュースでドコモのDシリーズを開発・生産していた
三菱電機が携帯電話の市場から撤退することを発表しました。
今度機種変更をするならDにしようかと考えていたので、結構ショックでした。
現在、Dを使っている方はもっとショックなのではないでしょうか。




さて、大手携帯メーカーの一つが撤退を決めた背景には
世界シェアが低いということも少なからず関連しています。
日本国内では携帯の端末は、爆発的なヒット商品でも出せない限り
すでにパイの取り合いもままならない状況です。
(それだけ大勢の人が携帯キャリアということ)






では、世界の携帯市場のシェアはどうなっているかというと



1位が ノキア      (約38%)   フィンランド製品
2位が サムスン     (約15%)       韓国製品
3位が モトローラ    (約13%)     アメリカ製品
4位が ソニーエリクソン(約 9%)  日本・スウェーデン製品
5位が LG        (約 8%)       韓国製品


残りのその他17%の中で2%弱が日本製

となっているのが現状です。






しかしながら海外メーカーの携帯電話を分解していくと・・・
スピーカー、カメラ、アンテナ、コンデンサーなど
その使われている部品の8割近くを日本のメーカーが占めているそうです。
海外製品であってもほとんどが日本製の部品で出来ています。




では、なぜ海外で日本の携帯が売れないのか?




実は日本の進んだ技術により売れなくなった原因の一端があるのです・・・





この続きはまた明日アップします。









  


Posted by ルパン三省 at 23:50Comments(0)アイスブレイク

2008年03月04日

テンポとスピード

あなたは自分の話す言葉のテンポやスピードを考えたことがありますか?




講師を始めてから
自分が話す言葉のテンポとスピードを
以前より良く考えるようになりました。



自分は普段どちらかと言うとユックリとしたペースで話していました。



しかし講師として前に立つとどうしてもいつものスピードや
同じテンポではダメだと感じることが多くでてきました。
もちろんどんなビジネスシーンでも話すテンポや
気持ちが伝わりやすいスピードがあると思います。




講座の状態や受講生によって
話す言葉のスピードやテンポを瞬時に変化させ、
対応できるようにならなければいけないことを学びました。




では、どのようにしたら喋り言葉のスピードをコントロールできるのでしょうか?




訓練?練習は必要になります。
教わった練習方法は



詩の朗読(一気に読んだり、強弱をつかけたり、感情的に読んだりetc)
書いた原稿を読んで読んで読みまくる
もちろん全て音読で。



パフォーマンス学・心理学博士の佐藤綾子さんの著書の中では
聞きやすい文字数というデータの調査をされていました。
そして、一分間の中で266文字で話している人の話が
一番聞きやすいという結果になったそうです。
400字詰め原稿用紙で言えば約三分の二ぐらいの分量ですね。




「えー」というノイズが多く入ったり、
何度も同じ修飾語を使ったりすることで
話を聞きたいという興味を逸らしてしまうことも・・・
そんなことも注意しながら喋らないといけない。







受講生の前に立つ時にはベストな状態でいるのは当たり前ですが、
プロとして導いてあげられる講師でいたいと思っています。




さて、あなたは話す言葉のテンポとスピードを考えたことがありますか?


















  


Posted by ルパン三省 at 13:25Comments(2)日常での想い

2008年02月27日

風が吹けば・・・桶屋が儲かる!?・・・2

今回は携帯電話会社が競争すると誰が喜ぶ?
ってことから意外な因果関係を考えてみます。




現在の携帯電話は薄いし軽いし、小型化への進化はすごいことになっている。
さて、この携帯電話の小型化によりとても喜んでいる人達がいます。
それは次の誰でしょう?





テレビ局? おもちゃ屋? 防犯グッズ? 電卓メーカー?





流れはこんな感じです。






まず携帯会社の競争が始まる。
(これは携帯が普及するにしたがって激化していますね。)






携帯電話が進化し小型化を目指す。
(10年前と比べると重さはかなり軽くなっています。)






小型の部品を開発する。
小型化された部品は大量生産され、生産コストが下がり安くなる。




部品を手直しして利用(ここがミソです。)




小型化された携帯電話の部品
(バイブレーションに使われている小型のモーター)を
手直しして利用し室内コントロール飛行機が作られている。



プロペラを回すローターの部分に携帯電話のバイブ機能用のものを
手直ししたものを使用。数年前までは約4千円だったものが
現在は100~200円で生産可能になった。
室内コントロール飛行機の値段は2500~4000円。
売り上げは70万個を記録。
室内コントロール飛行機の市場規模は現在30億円を超える。







つまり、おもちゃメーカーが喜ぶ





日本の生産技術は世界でも群を抜いて素晴らしいですね。
転んでもただでは起き上がらないというか・・・
発想の転換力が優れている。





しかしながら、最先端の技術力のあるにも拘らず
携帯電話の世界シェアをみると日本はかなり下位ランクに位置しています。
それはなぜか・・・




その話はまだ次回にでも。
  


Posted by ルパン三省 at 23:55Comments(2)アイスブレイク

2008年02月26日

新入生のためのコミュニケーション合宿

今日は朝9時30分に集合して
国立妙高青少年自然の家に下見に行ってきました。
ここは長期宿泊体験活動から自然の中でさまざまな体験をし
その体験から各種活動の方法、子供との関わり方、
プランニング、リスクマネジメントなどを学べる事業を展開しています。
施設の装備や説明いただいたアクティビティ、
そして雪に囲まれている環境というのも良かったです。



しかし一番心に残ったのは、施設のスタッフの方々の
ステキな笑顔と明るく元気の良い挨拶でした。
事務所に入るとスタッフ全員が立ち上がり挨拶。
館内を見学しているときも、すれ違ったスタッフの方からの挨拶。
ハキハキとしていて心地よい挨拶でした。




挨拶一つで気持ちが変わるんだよな
とあらためて気づかされた体験でした。



そう、下見に来た理由は某S短大から4月入学してくる新入生への
コミュニケーションを主体にした合宿の企画・運営を依頼されたからです。




こちらのスタッフの挨拶という観点でも企画が創れるのではないかと
そんなことを思いながら見学をさせていただていました。











それにしても妙高はまだまだ雪深く積雪の量が地元と3倍以上違いました。
道路脇に除雪してある雪の高さは軽く3mを超えていました。
4月の第一週はまだまだ雪が残っているので、かんじきハイキング、
そり、タイヤチューブ、雪像作りなども出来るようです。
どんなアトラクションをするのかはこれからの企画しだいですが、
CSにとっても、自分にとっても大きな勉強になるはず。






  


Posted by ルパン三省 at 23:23Comments(0)セミナー、講座開催!

2008年02月25日

ブロガー1年経ちました。

舞ちゃん(森田舞さん)に薦められて、
このナガブロでブログを書き始めて一年がたちました。
毎日毎日書いていたブロガーでは無かったけれど、
こうしてこの場があることを感謝しています。


なかなか他のブロガーさんと会う機会は無いけれど、
今年は何人かの方と出会えるといいなぁ~



今年一年は毎日更新していけるように・・・習慣になるように!




  


Posted by ルパン三省 at 23:48Comments(1)日常での想い

2008年02月22日

第6回ステップワンセミナー

ステップワンセミナーもお陰さまで、6回目を迎えます。


今回の講師はCSの中から満を持して登場となるヒッキーこと宮本光さんです。


キャリアコンサルタントとしても大活躍のひっきーですが、
まずその立ち姿、姿勢の美しさに目を魅かれます。



今回の講座は今までとまた違ったアプローチになるでしょう。



見せるマナーを手に入れたい方はぜひアイビースクエアーにいらしてください。





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☆ 弟6回ステップワンセミナーご案内 ☆
             
テーマ:『魅せるマナー』


話すことでも、聴くことでもないコミュニケーションのカタチ。
”洗練されていて接する人によい感じを与える人”になるために。

                            

元ブライダルスタイリスト、クラシックバレエ歴20余年のひっきーが、

・姿勢を正しく保つ
・贅肉をつけない


                            コツを伝授します。



     日  時:3月9日(日)  
          13:30~16:30(受付13:00~)

     会  場:長野駅前 アイビースクエアビル3階
          地図はこちら

     参加費:3,000円
          ※事前振込制です。当日現金払いは3,500円になります。

     定  員:20名

     講  師:宮本 光 プロフィールはこちら

     ◆女性の方の持ち物
       パンプス(ヒール5cm位~のものが好ましい)
       ジャケット or コート

     ◆男性の方の持ち物
       ジャケット or コート


申込方法
①下記の項目をFAX又はメールにてお送りください。
  ・お名前
  ・ご住所
  ・Tel
  ・Mail
  ・メルマガ募集中!(ステップワンセミナーの開催や、その他セミナー・イベント情報などを随時お知らせします。)
   CSメルマガの配信を希望されますか?(YES/NO)
②担当者からご案内のメールを送ります。
  ※事前振込制になっています。

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お問い合わせ
事務局:プロフェッショナルコーチングオフィス エンパワー
担  当:黒岩 直貴
Tel&Fax:026-278-8039
E-mail:office@cs-nagano.net
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☆ 前回の受講風景 ☆

「初対面の人と打ち解けられる4つの方法」


詳しい様子はこちら

  


Posted by ルパン三省 at 19:05Comments(0)事務局からのお知らせ

2008年02月21日

風が吹けば・・・桶屋が儲かる!?・・・1

これは江戸時代に書かれた「東海道中膝栗毛」のなかでもでてくることわざ。



1.風が吹けば砂煙がまう。

2.砂煙がまうと、それが目に入って盲人が増える

3.盲人が増えると、三味線が売れる(当時、三味線は盲人が弾いた) 。

4.三味線が売れると、猫が減る。(三味線の皮は猫の皮を使用していたから)。

5.ネコが減ると、ネズミが増えて桶をかじる。

6.桶がかじられると、桶の注文が増えて桶屋が儲かる。


と、これは思わぬ事柄から始まったことが、
思わぬところに影響を及ぼすという例え話。



しかし現実の世界の中でも
いっけん何の関係もない事柄のように見えて
複雑に絡み合って経済が動いていることがあるそうです。




今年はオリンピックが開催されるのに、
年明けから冷凍餃子の問題で大変なことになっていますが、




「北京オリンピックが開催されると
日本のラーメン屋が困る!?」

という因果関係が・・・
それはなぜか?





まず



・北京オリンピック効果で、中国人が裕福になり、
 コーヒーを飲む人が増える。




 なんと北京オリンピックの経済効果は約15兆5000億円。
 それに伴い中国人の給料は10年前と比べると2~3倍に増えている。
 その結果、以前は家で1杯5円未満のお茶を飲んでいた人達が、
 現在はカフェで1杯500円もするコーヒーを好んで飲んでいる。
 中国のコーヒー生豆の消費量は2000年の1.6倍になっている。





だから



・コーヒー豆の需要が高まり、値段が上がる。

 
 中国におけるコーヒー党の人が増えた。
 結果、世界で品薄になりコーヒー豆の値段が上がる。





そして



・ベトナムでコーヒーに転作するコショウ農家が激増。



 ベトナムはコショウの生産高世界1位であり、全世界の3割がベトナム産。
 さらにコーヒーの生産高も1位にブラジルに次いで世界2位である。
 コーヒーとコショウは栽培環境が似ているため転作が簡単。
 しかもコーヒー作りの方が楽なので、
 単価の高いコーヒーの方に転作する農家が増えた。
 その結果コショウが不足して値段が急騰し、
 1kg当たり2500円から2880円に15%も値上げされた。
 あるラーメンチェーン店のコショウ代は年間28万8千円増になり、
 ラーメン業界全体のコショウ代は年間1億800万円増になっている。





ゆえに


・コショウが品薄&値上げによりラーメン屋さんが困る


※ちなみにコショウは栽培が面倒なのでコーヒーからコショウ栽培に戻る農家はいないのだとか…。












  


Posted by ルパン三省 at 23:55Comments(0)アイスブレイク

2008年02月20日

人の前に立つ

講師を仕事として始め、当たり前のことなのだが人の前に立つことが増えました。
そして気づいたことがありました。



最近の講座の中で5分プレゼンを25名にしてもらったのだけれど、
その9割以上の受講者が


「あがっています、緊張します」

と告白をしていました。


緊張するのは悪いことではないけれど、過度の緊張は
本来の自分の持ち味や良いところを出せずに終わってしまい
残念な結果になることの方が多いです。


思った以上に自分の言葉で話をするという機会を作ってきていない
あるいは回避してきている人が多いことに気がつきました。



開口一番


「今スゴく緊張していて・・・」


と口をついて出てしまう受講者の多いこと。
緊張している自分への自己確認?
ますます緊張していくのが目に見えているから
そんなことは言う必要がないことなのに。



つまり、

「私は緊張しています、上がっています」


言わない限り
自分が思っているほどには気づかれていないのです。


何名かのプレゼンは外見上からは
とても緊張していて、上がっているとは
見えないというフィードバックがありました。




どんな人でも大勢の前に出れば、多かれ少なかれ緊張するものです。
しかし緊張しているということを、自覚した途端にますます自己暗示に
かかったように緊張が増してきます。




もちろん緊張しないためには、何度もリハーサルをし自信をつけることが大切。




そして、


「私は緊張している、あがっている」


という言葉を言わないということを心掛けてみましょう。









  


Posted by ルパン三省 at 23:55Comments(4)日常での想い

2008年02月18日

フルスイング

あなたは、高畠導宏さんを知っていますか?



高畠さんはドラフトにて指名されプロ野球選手になるが、
怪我や故障により4年間で選手としての生活にピリオドを打ちます。
その後打撃コーチへ転身し、30年間で7つのプロ野球チームを渡り歩きます。


その打撃コーチ時代には今もメジャーリーガーとして活躍しているイチロー、
田口らを始め、30名以上のタイトルホルダーを育てた凄腕コーチだそうです。
しかしながら、60歳を迎える前に打撃コーチを辞め、福岡の高校の一教師に転職されました。教師になり1年余りで高畠さんはガンに倒れ、志半ばで逝去します。




その高畠さんが高校教師になり、情熱を持ってどのように教育に取り組んでいったのか・・・NHKの土曜夜9:00~ ドラマ「フルスイング」で描かれています。



高畠さんも決して順風満帆な人生を歩んできた人ではなかった。
何度も挫折をしながら、それでも前を向いて歩んできた人である。
つらさを分かるから、相手に対しても優しくなれ、また厳しくもなれるのであろう。
そして何より人の可能性を信じていた人なんだと。



コーチングという言葉もだんだんと一般的になってきていますが、
この高畠さんの生き様はマサにコーチングを体現していたように思います。





先週のドラマの中では「啐啄同時(そったくどうじ)」という言葉がでてきました。



啐啄同時とは、


---引用部分--


卵の中のヒナ鳥が殻を破ってまさに生まれ出ようとする時、
卵の殻を内側から雛がコツコツとつつくことを「啐」といい、
ちょうどその時、親鳥が外から殻をコツコツとつつくのを「啄」といいます。
雛鳥が内側からつつく「啐」と親鳥が外側からつつく「啄」とによって
殻が破れて中から雛鳥が出てくるのです。両方が一致して雛が生まれる
「機を得て両者相応じる得難い好機」のことを「啐啄同時」というのです。


---引用部分--



親の離婚話のため、生活態度が荒れ、下級生を殴ってしまった生徒。
反省する態度も見られず、学校の下した結果は無期停学処分。
推薦で受かっていた大学もその処分のため取り消されてしまう。
ますます自暴自棄になっていく生徒・・・
彼の心のうちを分かりたい高林先生と気持ちを上手く表せられない生徒。
どちらも殻を破ろうと叩き合っているのに・・・なかなか一致できていない・・・




啐啄同時って人間関係、上司と部下、教師と生徒、親と子・・・
いろんな関係性に関わってくるものだと思います。




自分も講師として受講生の方々と向き合ったときに、
「やりたい」という気持ちと「やらせたい」という気持ちが
一致できるような啐啄の瞬間をつくれる場を心掛けて
提供して行きたいと思わせてくれた作品です。


  


Posted by ルパン三省 at 22:22Comments(0)日常での想い

2008年02月14日

2日間の講座を終えて

12日、13日の2日間連続の
プレゼンテーション&ファシリテーション講座が終了しました。



CSとして6日間の日程をいただき4人の講師が
コミュニケーションの講座をそれぞれの切り口から進めました。



受講をした生徒さんたちの多くは初めての経験も多かったと
思うので自分自身と見つめ合うという作業に戸惑いや、
なぜこんなことをしなければ・・・と思っていられる感情が伝わってきました。




しかしながら、だからこそ、この講座を受けていただく意義と
講師として生徒さんたちのなかに残るものを提供したいという
思いがありました。




最終日の昨日はプレゼンテーション練習として、
1人5分間のプレゼンテーションへ挑戦していただきました。


多くの生徒さんがたは、「緊張」という言葉を口にし、
大勢の前に立って自分の言葉で話をするということは、
「ニガテ」と仰っていました。



自分の話を受け入れられていないと感じたとたんに
緊張という感情が何倍にもなって襲ってくる一方、


頷いてくれている人、
笑顔を返してくれる人、
また笑って欲しい所で笑いが広がったりすると、
あっという間に緊張感から開放される瞬間があります。
そんな瞬間を感じられた生徒さんも多かったと思います。





その良い状態を長い間キープするには・・・




たくさんの仕掛けやプレゼンターの話力など
いくつかの大事な要素はありますが、
やはり事前準備と練習量は正比例するということだと思います。
なぜなら自分も何度も嫌な汗や、悔しい思いを体験したから
そう言えるようになりました。




これは、私の師匠が講座の中でも口にされている言葉ですが、


「世の中には必ずいろいろな場面で評価されるということが起こる、
 だから評価されるということに臆病にならずに慣れよう!」





あまり経験のないプレゼンをしたのだから、
難しいと感じるのは当たり前の感情だと思う。
また、勇気のいることだったと思います。



でも、今回お会いした生徒さんたちの中に
「難しかったけれど、またトライしたい」
「ニガテだけれど向き合う必要がある」
「プレゼンは自分に必要ない」など
いろいろな形の種が植えられたと思っています。


どのように育ててどんな芽を出させるのか・・・
最終的に決めるのは個人の問題なのかもしれない。




講師として2日間講座を終えて、反省材料もありましたが、
28人の生徒さんたちに出会えて本当に嬉しかったです。




  


Posted by ルパン三省 at 16:20Comments(0)セミナー報告